Wed 2020/10/28

最期の日までのこと





【 ミ・エスティーロ、通常営業に戻りました 】















今日のは長くなります。

よろしくどーぞ。




この愚ブログコメンテーターでいらっしゃる、

ふなっちゃんからのアドバイスで


「 マコモ 」(真菰)の粉末を取り寄せ

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水で溶いたもので

はちの顔を拭いてやり始めたのが


5日前の先週金曜日の話。


( ふなっちゃん、ありがとうございました )


鼻からも出血が始まる。




この日から

はちのなむなむ量が激減



大好きなちゅ〜るさえも

一口食べたら

狂ったよーに口をかきむしる


エリザベスカラーが邪魔しよったけど。







台所からもすぐに出たがり


ストーブ前に


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眠るばかり

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疲れた寝顔に見える

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呼吸を確認する事、何回も。




翌日の土曜日も

なむなむを殆ど食べず。



眠るばかり

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そいで日曜日


次女りんのベッドで

小さく眠る

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この日はなんにも食べず。


小さな体は更に小さくなり。



この姿を見て決めた。



「 明日ペットクリニックに電話して お願いしよう 」



りんとも十分に話し合った。


家猫なのに、餓死だけはさせたくない。





月曜日の朝一番でペットクリニックに電話。



ドクターに、週末からのはちの状態を話すと


「 食べれなくなったのであれば そうしましょう 

15時半にクリニックに連れて来て下さい 」

( そうしましょう とは尊厳死のこと )




この日、ミ・エスティーロの営業なんざ

どーでよもく、


はっちゃんと過ごしました。


眠るはっちゃんの傍に。


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キャリーを準備して

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眠るはっちゃんを起こし

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りんと私で交互に抱く

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「 はっちゃん、ゆっくりねんね しに行こうね・・・ 」





クリニックに到着すると


看護師さんが出迎えて下さった



ドクターの触診で

食べれてない事を確認される


一連の流れの説明を受け、お願いする



はっちゃんの静脈に針が入れられ

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「 はっちゃん、もう痛いのイヤね・・・ 」

はっちゃん最後の日4.jpeg




「 はっちゃん、ねんねしようね・・・ 」

はっちゃん最後の日1.jpeg



はっちゃん最後の日5.jpeg




ドクターが麻酔薬を注入される



すぐに眠りに落ち、眠ったのを確認後


心臓を止めるカリウムを注入




はちの体がぴくぴくっとなり


心臓が停止




溢れる涙が止まることはなく。



あっと言う間でした。




その後、鼻と口と肛門に綿詰めして頂き


ドクター自ら

真新しいバスタオルに包まれたはっちゃんを抱いて


私に渡して下さった。



「 さっき口に綿を詰める時に口の中を診ましたが

腫瘍が喉の3分の2を塞いでいました。

食べるのは無理だったでしょう 

いいタイミングでしたよ、ハシグチさん。」






クリニックに向かう車中、はちは鳴きよった


帰宅する車中、はちは無言



当たり前よ、死んだんだけん。


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はちを尊厳死させた事に

なんの後悔もありません。


飼い主として私に、出来うる限りの事をやったと

自負しております。



思いは


楽にしてやれて良かった 


のみ。



付け足すならば


私が寝てる間、仕事に行ってる間、入浴中 などなど


目を離した時に

はち一人で死なんで良かった事。



はちの心臓が止まる時に

横にいた事。






帰宅後、いつもの居場所、

台所で

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白いはちには向日葵が似合う



なむなむ表を入れて

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一晩、台所で過ごし



昨日はペット霊園に連れて行く前


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日向ぼっこ




霊園到着

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火葬が始まる

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三途の川があるのか知らん

虹の橋があるのか知らん


けど


風になって

お母さんに吹いて、はっちゃん




はっちゃんの骨

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そして再度帰宅

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はっちゃんの写真を眺めてたら


インターホンがなる




届いたのは


ペットクリニックからの花束

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どこまでも

細やかなお心遣いに


また涙溢れる



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ずっと家族だけんね。


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こんな写真も作ってみた ↓


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扁平上皮癌、

本当に怖い病気です。




人間が決めた、けれども

人間には認められてはいない動物の尊厳死と言う権利。


折角ある権利、

使わせてやった事を良かったと思ってます。


何度も申し上げますが

1ミクロンの後悔もありません。




6月頃からの異変から始まり、


この10月までのはちの病気にお付き合い頂きまして


ありがとうございました。



謹んでお礼申し上げます。






・・・・・ 淋しくなりました ・・・・・
















posted by wako at 14:01 | Comment(10) | 家猫はち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんのアドバイスもできず
忙しさでコメントも入れらずごめんなさい。

わこさんは偉いと思います。
きちんと決断してあげられてよかったと思います。
はちちゃんにとって最高のお母さん。

4年前うちのにゃんこダリは膀胱上皮癌。
血のオシッコで床やシーツが汚れるのを嫌がった私を許してほしい。
今ならちゃんとしてあげられるって思いで後悔だらけ。
はちちゃんをベッドで寝かせてあげてる写真で胸がいっぱい。

今18歳のリンが食べなくなって。強制給仕をしています。
しんどいのは本猫のはずなのに
なんでこっちの気持ちがしんどくなるんでしょう。
もっと余裕をもった気持ちでお世話したいのに。

わこさんのこのブログで
もっともっといい母ちゃんになりたいと思いました。
気持ちをシャンとして最期の日までしっかりお世話します。







Posted by みーごん at 2020年10月28日 15:11
みーごんちゃん、こんにちは。
お忙しい中、はちの事、コメントをありがとうございますっ。

ちょっと待て。膀胱上皮癌っての、初めて聞いた・・・。
なんなのそれはっ。と言いたくなるけど、血のおしっこが出よったとよね・・・。
みーごんちゃん、そりゃ汚れるのがいいって人間はおらんよ。
アタシだって、はちの血のよだれが床に飛び散ったら、拭いて回りよったもん。りんのベッドだって、はち用にタオルを敷きまくり。

看病しとる側の人間の気持ちがしんどくなるのもよく分かるよ。
だって、言葉が通じる相手じゃないけんしんどくなるとよ。
全てが想像するしかないけんね。
だから後悔なんてせんでいいと思う。経験させてもらえた事に感謝して、次の子に起こるかも知れん事態に備えれば。

強制給仕も心苦しいことよね・・・。
みーごんちゃんが決めた事、しっかりね。
応援しとるっ、ほんとにっ。

リンが頑張れんくなったら、考えてあげてね。
みーごんちゃんにしか分からん事だけん。
Posted by わこ→みーごんちゃんへ at 2020年10月28日 15:36
わこさん、お疲れさまでした。
はっちゃんよく頑張りましたね。
ウチののこすけも口内炎のよだれが
同じ状況で家中臭います。よだれ跡も
ちょっとやそっとでは取れません。
4年分です。本猫もなりたくてなった
訳ではないから。ま、生きてる証拠、
じっと我慢です

Posted by tomo at 2020年10月28日 16:05
tomoさーん、こんにちはー。

ありがと、tomoさん。
はちの最期にそばにいれたけん、良かったー。
tomoさんとこののこちゃんの口内炎やら、こてっちゃんの状態やら
教えて頂いとったので、すごく参考にしよりました(´▽`)

よだれ跡はなかなか取れんもんね・・・。
それを「生きてる証拠」だと仰るtomoさん、強いっ!!
最強のかーちゃんよっ!!

ありがとうございました、tomoさんっ。
Posted by わこ→tomoさんへ at 2020年10月28日 16:29
はちの最期の様子を細かく有難うございました。また涙が止まらなくなりました。
うちの猫は突然、痙攣しました。腎臓病になっていて、一ヶ月程、点滴に通いましたが、度重なる痙攣で目が見えなくなり、徘徊が始まり、家族で順番に夜は添い寝しました。見張ってないとズーッと徘徊していたので…。
わこさん、お疲れ様でした。はっちゃんは本当に適切な時に旅立てたと思います。猫ちゃん達とこの冬は暖かくお過ごし下さいね。
Posted by 松岡やよい at 2020年10月28日 17:21
わこちゃん、なかなかコメントいれられずでごめんなさい。
はちちゃんの事、ずっとずっと拝見させていただいていました。
最愛の愛猫が病魔に侵されていく姿をみているのは、
どんなに辛いことだったでしょうか。
そして最後まで頑張ったはちちゃん、本当に偉かったね。
私もわんこを看取ったことがあるけど、
やっぱりつらかったから、わこちゃんやご家族の気持ちを考えると、
私も辛かったです。
はちちゃんが旅立つとき、そばにいられて良かったですね。
たくさん、やれるだけの事はやってきたんですもの。
はちちゃんもきっと、今頃お空でわこちゃんたちに感謝していると思います。
そして素晴らしクリニックとの出会いも本当に良かったですね。
はちちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
そしてわんこちゃんやご家族の皆様が、心癒えますように・・・。
Posted by 空天まま at 2020年10月28日 21:24
わこさん、お疲れ様でした。

ブログを読み、じわりと涙が流れ・・何とコメントを残してイイのかも
分かりませんが、何かお声をかけたくて、コメントを書き始めました。

尊厳死を決めたわこさんもすごいし、はちちゃんも尊厳死を受け入れていたと思うの。
そして、わこさんのもとで、はちちゃんは本当に幸せだったと思います。

1ミクロンの後悔もないと言い切ったわこさんの心の強さが、心に刺さったわ。

寂しいし、これから色んな想いがこみ上げて来るやも知れませんが、それもわこさんと
はちちゃんの絆あっての事。。無理をせず、お過ごし下さい。

さゆり
Posted by さゆり at 2020年10月29日 10:33
やよいちゃーんっ!、こんにちわんこです〜(*^。^*)

こちらこそ、ありがとうございますっ。
やよいちゃんとこの猫さんは腎臓病だったとね・・・。
1ケ月も点滴通院、大変だった事と思います。よーと分かる。
痙攣、徘徊、やよいちゃんのご心配は限りなかったとも・・・・・。
猫と言えども家族であることに変わりはなく。
おらんくなると淋しいね・・・。

私の下におる11頭の猫たち、あったかくしてやりますわっ。

やよいちゃん、ありがとうございました。

Posted by わこ→やよいちゃんへ at 2020年10月29日 12:47
ままーーーっ!、空天ままーーーっ!!!、
お久しぶりぶりっ、お元気にされとりましたかっ?!
うぉーーっ、まま、嬉しいですたいっ!
はちの経緯を読んで下さっててありがとうございます。

日一日と悪化していくはちの姿に、私が持てる時間と気持ちを
全てはちに注ぎました。病気発覚からの3ケ月、そりゃーもう。
はちの心臓が停止する時に、横についてた事は満足の限り。

ペットと言えども家族。家族の死はどんな死であっても辛いですね。お別れは淋しい。
ままもわんこのご経験があるから
今回の事、分かって下さるのが救われる(´▽`)
けどねまま。淋しくてたまらんけど、やり切った感でいっぱいです。
ままの仰るとーり、素晴らしいクリニックとの出会いがあったからこその事。
飼い主に寄り添って下さるドクターに出会えてよかった〜(*^。^*)

今のこの淋しさも、日一日と薄らいでいくとでしょうね、きっと。
何もかもが初めての経験。この経験を次につなげていきますっ!!

まま、いつもありがとうございます。
Posted by わこ→空天まま at 2020年10月29日 13:01
さゆりちゃんっ、こんにちわんこよ(*^。^*)

これまではちを気にかけて下さり、ありがとねー。
さゆりちゃんだって、とらの事があったにも関わらず・・・(T_T)

私の考えはね。
病魔のせいで食べれんくなっての餓死とか、
病魔のせいで痛みまくって死んでしまうとか
絶対避けたかったとよね。
なので、はちが食べんくなっての2日目で決心したとよ。
尊厳死後のドクターからの言葉、「いいタイミングでしたよ」って言葉に救われた(´▽`)

今日も朝から寝ぼけた頭で「はっちゃんになむなむやらんと・・・」とか思いよるもん、あはー(^^;)
兎に角淋しい・・・。けど時間が解決してくれる、きっと。

いつもお気に掛けてくれて、ほんとにありがと、さゆりちゃんっ。
Posted by わこ→さゆりちゃんへ at 2020年10月29日 13:08
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