【 ミ・エスティーロ、通常営業に戻りました 】
今日のは長くなります。
よろしくどーぞ。
この愚ブログコメンテーターでいらっしゃる、
ふなっちゃんからのアドバイスで
「 マコモ 」(真菰)の粉末を取り寄せ
水で溶いたもので
はちの顔を拭いてやり始めたのが
5日前の先週金曜日の話。
( ふなっちゃん、ありがとうございました )
鼻からも出血が始まる。
この日から
はちのなむなむ量が激減
大好きなちゅ〜るさえも
一口食べたら
狂ったよーに口をかきむしる
エリザベスカラーが邪魔しよったけど。
台所からもすぐに出たがり
ストーブ前に
眠るばかり
疲れた寝顔に見える
呼吸を確認する事、何回も。
翌日の土曜日も
なむなむを殆ど食べず。
眠るばかり
そいで日曜日
次女りんのベッドで
小さく眠る
この日はなんにも食べず。
小さな体は更に小さくなり。
この姿を見て決めた。
「 明日ペットクリニックに電話して お願いしよう 」
りんとも十分に話し合った。
家猫なのに、餓死だけはさせたくない。
月曜日の朝一番でペットクリニックに電話。
ドクターに、週末からのはちの状態を話すと
「 食べれなくなったのであれば そうしましょう
15時半にクリニックに連れて来て下さい 」
( そうしましょう とは尊厳死のこと )
この日、ミ・エスティーロの営業なんざ
どーでよもく、
はっちゃんと過ごしました。
眠るはっちゃんの傍に。
キャリーを準備して
眠るはっちゃんを起こし
りんと私で交互に抱く
「 はっちゃん、ゆっくりねんね しに行こうね・・・ 」
クリニックに到着すると
看護師さんが出迎えて下さった
ドクターの触診で
食べれてない事を確認される
一連の流れの説明を受け、お願いする
はっちゃんの静脈に針が入れられ
「 はっちゃん、もう痛いのイヤね・・・ 」
「 はっちゃん、ねんねしようね・・・ 」
ドクターが麻酔薬を注入される
すぐに眠りに落ち、眠ったのを確認後
心臓を止めるカリウムを注入
はちの体がぴくぴくっとなり
心臓が停止
溢れる涙が止まることはなく。
あっと言う間でした。
その後、鼻と口と肛門に綿詰めして頂き
ドクター自ら
真新しいバスタオルに包まれたはっちゃんを抱いて
私に渡して下さった。
「 さっき口に綿を詰める時に口の中を診ましたが
腫瘍が喉の3分の2を塞いでいました。
食べるのは無理だったでしょう
いいタイミングでしたよ、ハシグチさん。」
クリニックに向かう車中、はちは鳴きよった
帰宅する車中、はちは無言
当たり前よ、死んだんだけん。
はちを尊厳死させた事に
なんの後悔もありません。
飼い主として私に、出来うる限りの事をやったと
自負しております。
思いは
楽にしてやれて良かった
のみ。
付け足すならば
私が寝てる間、仕事に行ってる間、入浴中 などなど
目を離した時に
はち一人で死なんで良かった事。
はちの心臓が止まる時に
横にいた事。
帰宅後、いつもの居場所、
台所で
白いはちには向日葵が似合う
なむなむ表を入れて
一晩、台所で過ごし
昨日はペット霊園に連れて行く前
日向ぼっこ
霊園到着
火葬が始まる
三途の川があるのか知らん
虹の橋があるのか知らん
けど
風になって
お母さんに吹いて、はっちゃん
はっちゃんの骨
そして再度帰宅
はっちゃんの写真を眺めてたら
インターホンがなる
届いたのは
ペットクリニックからの花束
どこまでも
細やかなお心遣いに
また涙溢れる
ずっと家族だけんね。
こんな写真も作ってみた ↓
扁平上皮癌、
本当に怖い病気です。
人間が決めた、けれども
人間には認められてはいない動物の尊厳死と言う権利。
折角ある権利、
使わせてやった事を良かったと思ってます。
何度も申し上げますが
1ミクロンの後悔もありません。
6月頃からの異変から始まり、
この10月までのはちの病気にお付き合い頂きまして
ありがとうございました。
謹んでお礼申し上げます。
・・・・・ 淋しくなりました ・・・・・
posted by wako at 14:01
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家猫はち
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